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その他 Archive

弁理士受験新報

  • Posted by: furutani
  • 2012年10月30日 17:13
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法学書院さん「弁理士受験新報11月号」の巻頭言を書かせていただきました。弁理士受験時代に、お世話になった雑誌(当時は、司法試験と共通の受験新報でした)です。受験時代を思い出して、受験生の心が少しでも軽くなればいいなと思って、書いてみました。

同じ号に、顧客開拓請負人としても実績のある福永正也先生のインタビューが載っています。福永先生のお話は、将来の仕事の仕方を考えるにあたってとても参考になりますよ。

shinpo.jpg



工業技術センターでの知財ワークショップ

  • Posted by: furutani
  • 2011年11月 2日 17:17
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昨日、兵庫県立工業技術センターにて、知財ワークショップの講師をさせて頂きました。

ワークショップということでしたので、導入部分は、サンデル教授の白熱教室をモデルに構築してみました。

テーマは、「工業技術センターが特許出願をする意義」にしました。技術成果を社会に広く還元すべき公的な研究所が、発明を独占する意義について、研究者の皆さんと一緒に考えました。独立行政法人になった大学よりも、さらに公的性格の強い研究所の存立目的との整合性が焦点になり、議論が白熱しました。

特許を取得しておかなければ、発明を具現化して商品・サービスにする企業が現れず、そのような企業が現れなければ、研究所の研究成果が商品・サービスとして社会において実現できず、結果的に研究成果を社会に還元できないことになる。したがって、特許出願が必要であるという概ねの結論になりました。

自らの論理を説明するのではなく、参加者の論理を聞き、批判し、同意し、修正しを繰り返して、結論らしきものを導くのは、その最中ドキドキしますね。ひょっとしたら、そのドキドキ感にはまってしまうかもしれません。知財白熱教室です。

関西大学「知的財産講義」アンケート

  • Posted by: furutani
  • 2011年11月 2日 16:14
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関西大学の「知的財産権講義」の中間アンケートの集計結果が出ました。5年目になり若干マンネリ化していましたので、今年は、教科書・サブノートの改訂、講義における演習の充実、学生にやる気を出してもらうための話などを盛り込みました。

改訂した教科書・サブノートの評判は上々です。教科書よりも講義の方が分かりやすいという意見がありました。もしそうでなかったら、講義を受ける意味が無いですよね。

講義の進行を遅くしてまで取り入れた演習でしたが、その人気は、8項目(下図参照)の内で最低でした。期末のアンケートでは、その原因を聞いてみる予定です。まあ、他の項目が良すぎたという、ポジティブな解釈もあります。

最も力を入れた「やる気の出し方」の話ですが、1組(午前のクラス)では二番人気でした。大成功です。なお、2組(午後のクラス)では、四番人気になっています。同じ話をすると、2回目は迫力がなくなるということかもしれません。

ちなみに、「やる気の出し方」の話は、要約すると「やる気を出すにはやるしかない」ということをテーマに、体験談を中心に、20分ほど話したものです。

8. この授業において興味が持てた項目はどれですか(1組)
項目 回答数 グラフ
1. やる気の出し方 22 55.0%
2. 知的財産を学ぶ意味 20 50.0%
3. 何が特許になるのか 15 37.5%
4. 特許権の効力 20 50.0%
5. 原則・しかし・そこでの使い方 25 62.5%
6. クラス内演習 4 10.0%
7. 自習課題 8 20.0%
8. 書籍の紹介 8 20.0%
9. その他( 内容参照 ) 3 7.5%
10. 未回答 2 5.0%

 

8. この授業において興味が持てた項目はどれですか(2組)
項目 回答数 グラフ
1. やる気の出し方 14 42.4%
2. 知的財産を学ぶ意味 18 54.5%
3. 何が特許になるのか 19 57.5%
4. 特許権の効力 13 39.3%
5. 原則・しかし・そこでの使い方 16 48.4%
6. クラス内演習 6 18.1%
7. 自習課題 7 21.2%
8. 書籍の紹介 2 6.0%
9. その他( 内容参照 ) 2 6.0%
10. 未回答 1 3.0%

 

関西大学知的財産権法講義

  • Posted by: furutani
  • 2011年10月25日 21:49
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授業の中間アンケートが始まりました。大学側の用意した質問以外に、独自質問も用意しました。サブノートを配布し、予習してきて貰う方式としていますが、例年なかなかいい評判です。今年も、いい感じの回答が帰って来ています。

授業の中で良かった項目を選択して貰いました。「やる気の出し方」「記述式問題の説明の仕方」「知的財産を学ぶ意味」などが評判良かったです。「やる気の出し方」は、今年から採用した冒頭ネタですので、この評価が高かったのが嬉しい。

内容で評価が高かったのは「特許権の効力」でした。このあたりは、予想どおりです。

また、毎回、自習課題を出しているのですが、この評価が高かったです。意識が高い!

「1番興味が持てたのは古谷先生の生き方です。」という回答があって、思わず微笑みました。真似したら楽しすぎて大変なことになるよ!  

関西大学「知的財産権法講義」

  • Posted by: furutani
  • 2011年9月25日 18:59
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今年も関西大学の知的財産権法・講義の季節がやってきました。昨日より、隔週土曜の講義が始まりました。午前クラス約200名、午後クラス約250名です。大学院での少人数講義も良いのですが、大人数講義も、それはそれで楽しいものです。

今年から、講義の入りを変えました。スマートに生きてきたように見せたい私でしたが、スマートとは言い難い体験談(たとえば弁理士受験時代のこと)を話しながら、私のメッセージを伝えるようにしてみました。

大人数講義において、学生との一体感をどのように出せばよいのかというのが、ここ数年の私のテーマの一つでした。そこで、先週の木曜日に、宮北侑季先生の「心に響く話し方セミナー」に参加してきました。メッセージを伝えるために、自分自身の体験を、聞き手がイメージを描けるように(つまり聞き手も体験したような気になるように)話すことの重要性とその手法を教えて頂きました(ちなみに、参加者として会社経営者が多く、多くの刺激も貰いました)。それを、早速、今回の講義で応用してみました。アンケートの結果が出るまで、学生がどのように受け止めたのかはわかりませんが、現場ではいい感じでした。

マイクか肉声か

  • Posted by: furutani
  • 2011年9月11日 11:29
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釧路高専の講義にて、「マイクを使った方が良いか」「肉声がよいか」とのアンケートを採ったところ、受講生(50人ほど)全員が「肉声がよい」との意見。やはり、人数が少ないと、肉声が心地よいようです。

昨年度、関西大学で250人の受講生を相手にして同様のアンケートを試みたところ、7:3で、マイクを使った方が良いとの結果がでている。不評の理由としては、私は授業中に歩き回るため、音源が移動し、聞きづらいときがあるというのが多かったです。

今年度の関西大学ではマイクを使って講義する予定であるが、将来250人を相手にしても、肉声の方が良かったというアンケート結果を貰えるようになりたいものです。

200人以上を対象にノーマイクで講義をしておられる方はいらっしゃるのでしょうか?

大阪電気通信大学

  • Posted by: furutani
  • 2011年4月17日 16:19
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今年から、大阪電気通信大学にて、知的財産の授業を担当することになり、昨日、第一回目の授業を行いました。私の仕事の都合から、土曜日の集中講義で行います。この大学では、土曜日の授業は原則として行っていないため、受講生が集まるかどうか心配しましたが、20名ほどあつまりました。

土曜日に出てきて授業を受けようという学生ですから、熱心です。多くの質問が出て、授業が盛り上がりました。また、「特許法は発明時ではなく出願時を基準に新規性を判断するのはなぜか?」をある学生に問いかけてみたところ、次のような答えが返ってきました。

先ほど先生が言われたように、特許法は、発明を公開する代償として特許を与えるものです。発明の時点では、まだ、公開をするかどうかがはっきりしてないが、出願の時点では、発明を公開することの意思がはっきりしたといえます。したがって、公開の意思を明確にした出願時を基準として新規性を判断するのが理にかなっていると思います。

荒削りですが、工学部の学生の答えとは思えない、法律的センスのある答えに驚きました。初日から、いい感じです!

マイクか肉声か

  • Posted by: furutani
  • 2010年11月20日 11:28
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関大の知的財産授業。マイクと肉声の双方で行い、学生からアンケートをとりました。7:3でマイクの方がよいとの結果でした。私が、教壇にじっとしておらず動き回るので、肉声だと、私が向かっている方向によって、聞こえにくくなるようです。マイクだと、私が動き回っても、一定の方向から声が出るので良いという意見が多数でした。

中には、肉声の方がよいけれども、私ののどを心配してマイクを使ったらどうでしょうかという、優しい意見があり、ほろりと来ました。

次回からマイクを使用しますが、発声練習は続けます。

関大の知的財産権講義

  • Posted by: furutani
  • 2010年10月 3日 07:37
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先週の土曜日より、関西大学の知的財産権の授業が始まりました。受講者数500人を、2クラスで教えます。したがって、1クラスは250人ほどになります。

マイクを使わずに、肉声で講義をしようと計画しました。250人に対して、本当に肉声で出来るのか、心配でしたが、やればできるものです。

元アナウンサーの島津先生のご指導により、発声練習を続けた成果が出たようです。声もかれませんでした。

私は授業中に、学生の席を移動しながら話すタイプです。マイクですと、私が移動しても、スピーカからの声は移動しません。肉声ですと、私が移動すると声の発生源が移動します。このため、肉声での音量さえ確保できれば、学生が私に集中する度合いは高まるのではないかと感じました。

電気回路を通した声よりも、生の声の方が、学生に伝わるのではないかと、思います。この点は、学生の授業アンケートの結果を見てと言うことになります。

 

 

 

答案の返却

  • Posted by: furutani
  • 2010年7月20日 21:49
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関大、京都工芸繊維、釧路高専で非常勤講師をさせていただいています。楽しくやっておりますが、悩みは、採点済み答案の返却です。教育効果を考えると、すぐに採点をして、すくに返却したいのですが、事務の方にお願いしたり、答案を郵送した入りなど、返却には手間がかかります。答案をスキャナで読み込んで、メールで返却しても良いのですが、パスワードの設定、メールの送信が面倒です。
そこで、知り合いのシステム開発会社に、パスワードの設定とメール送信を一気にしてくれるソフトを作ってもらいました。試しに、今年の釧路高専の講義で使ってみました。便利です、あっという間に、パスワード設定、メール送信が完了します。土曜日にテストをして、日曜日には返却できます。このソ\\フト、ウエブで公開予定です。

日米欧の発明の成立性

  • Posted by: furutani
  • 2010年5月13日 08:29
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 外国金融機関の日本出願につき、拒絶理由通知が来ました。出願時の見込みどおり、発明の成立性がないとする拒絶理由が含まれています。本件は、米国、ヨーロッパにも出願されていますので、各国の審査状況を比較するという意味でも、成立性があることをどのように説得するかという観点からも楽しみにしていた件です。

 日本では、ソフトウエアによる情報処理が、ハードウエア資源を用いて具体的に実現されていなければ、「発明」ではないとして保護対象になりません。ただし、「発明」であると認定されると、技術的な部分も非技術的な部分もまとめて一体として、進歩性の判断対象となります。したがって、ビジネスモデル自体に斬新性があるというだけの場合であっても、コンピュータを用いた具体的処理を特定している場合には、特許取得の可能\\\性があります。

 米国では、Bilski判決前は、コンピュータを使わないビジネス方法も保護対象(法定の主題)であるとされていました。Bilski判決後は、(1)特定の機械または装置に関連付けられていること、または(2)対象物を異なる状態あるいは物に変化させるものでないと保護対象にならないとされています。進歩性(非自明性)の判断については、日本と同様です。

 ヨーロッパでは、ビジネス方法であったとしても、コンピュータを用いているというだけで保護対象になります。つまり、「発明の成立性」という点だけをみると、ヨーロッパが最も緩やかということになります。しかし、非技術的な部分は、進歩性の判断において考慮されません。このため、ビジネスモデルは斬新であるが、技術的には普通であるという場合(多くのビジネスモデルはそうである)には、進歩性がないとして拒絶されることになります。結局のところ、ヨーロッパにおけるビジネス方法特許の取得は困難であるということになっています。

 今回の出願時点のクレームでは、コンピュータについての言及が全くありませんでした。当時の予想は次のとおりでした。Bilski判決が出ていませんでしたので、米国ではこのまま許可される。ヨーロッパではコンピュータの使用に言及することによって「発明」であるが「進歩性」がないとして拒絶理由を受ける。日本では「発明」でないとして拒絶理由を受けると予測していました。

 米国については、Bilski判決の影響により、コンピュータに言及することで、特許査定が出ました。bilski判決における「特定の機械または装置に関連付けられていること」という要件は、日本における「ハードウエア資源を用いて具体的に実現されている」よりもかなり緩やかに判断されています。特に、「具体的に実現されている」という点については、(昔からそうでしたが)、米国の方が緩いという印象が、そのまま妥当した結果となっています。

 ヨーロッパについては、コンピュータに言及しないクレームについて「発明」でないとされる拒絶理由が出て、その後、コンピュータへの言及をしたクレームにより、「発明」であるが「進歩性」がないとする拒絶理由が出ています。技術性があることを審査官に認めさせるため、代理人が奮闘しています。

 日本については、上述のように発明の成立性がないとする拒絶理由が出ています。

 ビジネス方法については、日・米・欧の違いが際だっています。

 

 

3Dモール(こととき)

  • Posted by: furutani
  • 2010年2月27日 20:42
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秀悦の3Dモール。http://www.kyyyo.jp/scart3d/html/kyyyo/3d/kototoki.html

中村ろうそく店に入ってみると、ろうそくに炎がともる。ウエブとは思えぬすごさ。是非お試しを。

京の町並みを歩くだけもよし。

ヨーロッパ特許出願・料金値上

  • Posted by: furutani
  • 2010年2月11日 08:40
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ヨーロッパ特許出願の料金が2010年4月1日から値上げになります(リンクに誤りがありましたので訂正しました)。

http://archive.epo.org/epo/pubs/oj009/12_09/12_5879.pdf

参考のため現行の料金は下記の通りです

http://archive.epo.org/epo/pubs/oj009/01_09/01_0079.pdf

出願維持年金は、10%〜20%程度の値上げです。3月31日までに支払えば旧料金、4月1日以後に支払えば新料金です。したがって、支払えるものは、3月31日までに支払うべきです(1件あたりだとたいしたことはないですが、件数が多いと結構な額になります)。

なお、期限の3月前から支払いが可能なので、2010年6月31日までに期限が来るものは、3月31日より前に支払い可能\\\です。

実務修習の講師

  • Posted by: furutani
  • 2010年1月30日 13:09
  • その他

 昨日は、一日、実務修習の講師。私も疲れたが、それ以上に修習生は疲れただろう。おつかれさま。

 以前の研修と比べると、時間が長くなって、クラス分けもあってゆっくりとできるのがいいですね。

 テキストの修正が必要である。講義でしゃべる内容をもう少し、盛り込んででおいた方がよい。来年こそは、改訂しないといけない。

中国語の翻訳

  • Posted by: furutani
  • 2010年1月26日 22:10
  • その他

今日、セミナーの前に、アルカディア天白社長の紹介で、クロスランゲージ古賀社長と会わせていただく。クロスランゲージは、特許翻訳ソフトでは、しにせである。アルカディアが、言語処理を専門にしていることから、両社社長はつながりがあるらしい。

古賀社長は、現在、中国語の翻訳に興味をお持ちのよう。今まで経験した言語の中で、中国語のシステム化が一番難しいということらしい。中国語では、動詞が分離して、その間に言葉が入る形の判断が難しいようである。

この話を聞いていたアルカディアの天白社長が、それなら、私が発明したいい特許を持っているという発言をされた。実は私が代理して取得した特許であるが、その手法が、中国語の処理に使えるとはにわかに思いつかず、さすが発明者と感心することしきり。

Joint Thinkingをテーマに業務をしているが、まだまだ、発明者の立場に立ち切れていない点を反省。

クロスランゲージ http://www.crosslanguage.co.jp/

アルカディア http://www.arcadia.co.jp/

ソフトウエア特許明細書セミナー

  • Posted by: furutani
  • 2010年1月26日 21:13
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25日大阪、26日東京で行いました「ソフトウエア特許明細書」のセミナーが終了しました。今年で、5年目になります。東京会場では、最後に多くの方が質問に残っていただき、長い間お待たせして申\\し訳ありませんでした。

どのようなセミナーであっても講師をするということは緊張するのですが、テーマが「明細書」ということになると、特に緊張します。

聞きにこられる弁理士の方は、ソフトウエア分野はあまりやっていないけれど、明細書作成においてはベテランであったりするからです(もちろん、新人の弁理士の方の参加も多いですが)。

そのような方を前に、私が何を伝えることができるのか、毎年悩むところです。結局は、日頃の自らの仕事の態度や、勉強の態度が、この日に問われるわけであり、日々精進が大切であると感じます。

来年度に向けての用意が、明日から、また始まるわけです。ご参加いただいた方、本当にありがとうございました。

知って得するソフトウエア特許著作権

  • Posted by: furutani
  • 2010年1月22日 12:47
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拙著「知って得するソフトウエア特許著作権(第5版)」について、こんなにお褒めいただいたブログを見つけました。しかも、筆者の狙い所を、うまく褒めて下さっているので、舞い上がってしまいそうです。http://blog.livedoor.jp/businesslaw/archives/51548801.html

初版の1992年から、もう20年近くたちました。出版社の方から、もう、改訂はしませんということにならず、第5版までこぎつけたのは、このように評価をして下さる皆さんがおられればこそであると感謝しております。

Takuji Hashizumeさんの評価を裏切らないように、第6版も頑張ろうという気になりました。

 

software-patent.jpghttp://www.amazon.co.jp/%E7%9F%A5%E3%81%A3%E3%81%A6%E5%BE%97%E3%81%99%E3%82%8B-%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2%E7%89%B9%E8%A8%B1%E3%83%BB%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9-%E6%94%B9%E8%A8%82%E4%BA%94%E7%89%88-%E9%B6%B4%E6%9C%AC-%E7%A5%A5%E6%96%87/dp/4756151515/ref=sr_1_4?ie=UTF8&s=books&qid=1204286406&sr=1-4

 

血流のカオス解析

  • Posted by: furutani
  • 2010年1月21日 15:03
  • その他

心理学の世界にカオス解析を持ち込んだユニークな雄山先生が、外国出願についての相談にお見えになる。血流のカオス解析で、人間の色々な心理状況が分かるという話を聞かせてもらう。

先生は、現代病の予防、幼児の生育などに役立てようとしておられる。少子化と高齢化社会にとって、重要な課題である。

幼児の昼寝、音楽鑑賞の意義、突発的自殺の原因など、血流のカオス解析で説明できそうなものも多いという話である。

本当に、研究が楽しくて仕方ないという雄山先生でした。素晴らしい。

雄山先生が起こされたベンチャーは、http://www.chaotech.org/index.html

プラハ交響楽団

  • Posted by: furutani
  • 2010年1月20日 09:00
  • その他

昨日、株式会社フェイスの平澤社長に、プラハ交響楽団のコンサートに招待いただき、京都コンサートホールに行ってきました。飯森範親さんの指揮がとっても良かったです。遠藤真理さんのチェロも思わず引き込まれていまいました。できようはずもないのですが、思わず、私も指揮をしてみたくなりました。

2世紀も前の音楽が、今でも、多くの人を感動させるということが凄いですね。

Joint Thinking

  • Posted by: furutani
  • 2010年1月17日 21:59
  • その他

仕事をする姿勢はJoint Thinkingです。Joint Thinkingを一言で言うと、クライエントと一緒に考えて、解決策を導き出すということです。

相談を受けたときに、専門家としての経験から、答えが簡単に見つかる場合もあります。このような場合でも、単に解決策だけを示すのではなく、クライエントの立場に立って、もう一度、一緒に考えるということでもあります。多くの場合、最初に思いついた解決策と同じ結論になるでしょうが、クライエントとともに考えるという点が重要であると考えています。

具体的にはHPを。http://www.furutani.jp

定期テスト

  • Posted by: furutani
  • 2009年12月20日 22:58
  • その他

関西大学、知的財産権法の定期テストの問題を作成しました。毎年、その場で、思考して解答を作成できるような問題を目指して作っています。今年で4年目なので、ネタがないと1週間前まで悩んでいたのですが、不思議に直前になっていいアイディアが浮かびました。

他大学の学生にモニタで解いてもらって、時間調整をして完成です。学生のみんなが、どのような答案を書いてくるか、今から楽しみです

宇宙が味方する経営

  • Posted by: furutani
  • 2009年12月17日 12:37
  • その他

先週、ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)の法務の方が事務所にお見えになり、ブランドのことや知的財産戦略などについて話をして盛り上がりました。その時に、ご紹介いただいた本が「宇宙が味方する経営」です。タイトルが怪しいのですが、早速買って読んでみました。

著者は、関西アーバン銀行の頭取をしておられる伊藤忠彦さんです。人間の弱さを認めた上で、傲慢にならないように、経営を進めていくべきであるという点は、納得させられました。不思議なことに、船井総研の船井さんがいわれていることと共通する部分があって、優れた人が真剣に経営を考えると、同じようなところに行き着くのだなと感心しました。

 

 

utyuu.jpghttp://www.amazon.co.jp/%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%81%8C%E5%91%B3%E6%96%B9%E3%81%99%E3%82%8B%E7%B5%8C%E5%96%B6-%E4%BC%8A%E8%97%A4-%E5%BF%A0%E5%BD%A6/dp/4770040601/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1261021111&sr=1-1

 

 

ブログを始める訳

  • Posted by: furutani
  • 2009年12月10日 22:09
  • その他

知的財産用語辞典を始めたのが、1998年でした。そもそも、弁理士のホームページがほとんどなかった時代でしたから(当時はブログもまだなかった)知的財産の分野では、このような辞典は画期的なものでした。名刺交換をした際に、私が「知的財産用語辞典」の主催者であることを知って、いつも利用していますなどと言っていただけることも多く、そんなときこそ、サイトを続けて良かったと感激します。

法改正に対応して用語解説をメンテナンスしたり、希望の多かった用語の解説を追加したりしてきました。しかし、体系的に取り組んだことはなく、その場その場の修正・追加に留まっていました。そこで、用語を順番に、メンテナンスしていくことにしました。1年以上かかるかもしれません。

単に、メンテするだけではおもしろくありませんので、その様を、ブログに掲載することにしました。追っかけていただければ、知的財産用語に詳しくなることうけあいです。知財用語の世界をお楽しみください。

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