知的財産用語辞典
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●”パテントマップ”Patent Map−特許法関係−

”パテントマップ(特許マップ)”とは、特許情報を、特定の目的に応じて抽出・加工して図表などで表現したものをいう。

 研究開発を効率的に行うためには、例えば技術開発動向を把握したり、重複する研究開発を防止したりすることが必要である。そのような目的のために、特許情報を利用することがあるが、特許情報(特許公報、特許公開公報など)の量は膨大であるから、必要な情報を抽出して整理する必要がある。パテントマップは、そのような目的に応じて特許情報を抽出したうえで、視覚的に把握しやすいように図面、表、グラフを用いて整理することによって作成される。

 パテントマップの作成目的としては、例えば、特定の技術分野の出願動向の把握や、自社または他社の出願状況や権利取得状況の把握や予測などが挙げられる。

 パテントマップの作成は、(1)目的、技術分野などの決定、(2)特許情報データベース、キーワード、検索式などの選定、(3)必要な特許情報の抽出、(4)特許情報の加工、統計処理、という順序で行われるのが一般的である。


(弁理士 古谷栄男)

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