知的財産用語辞典
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●アクセス性(あくせすせい)−著作権関係−

 ”アクセス性”とは、侵害者が権利者のプログラムにアクセスしたかどうかをいう。 主として、コンピュータプログラムが複製されたかどうかに関連して用いられる言葉である。実質的類似性とともに、複製行為があったかどうかの判断基準である。

 たとえば、権利者のプログラム中に実行ループから外れたステップを混入しておいた場合、侵害者のプログラムにこのステップがそのまま含まれていれば、容易にアクセス性が立証できるであろう。

(弁理士 松下正)

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